太陽光は地球上の全ての生物のエネルギーの元になっています。光エネルギーは植物の葉緑体に吸収され、光化学系
IIと光化学系 I が共同して行う電子伝達反応により化学エネルギーと還元力(電子)を生み出します。この電子と副産物としての酸素は地球上に豊富に存在する水の分子を分解する光化学系II
の働きで得られているのです。
それゆえ、水の分解にかかわる複合タンパク質系の研究は人類の未来にとって重要な課題であり、世界の多くの研究者が挑戦しています。
当研究室では1993年より植物タイプの光合成を行うラン藻(シアノバクテリア)を用いた独創的な研究を展開しています。
光化学系II
酸素発生系
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生物資源環境工学講座
小川・松岡研究室 |